イエス・キリストの贖い ―― 被災地のためにできること

カズヤです。
東北地方と関東地方を含む大震災で被災した方々に、衷心より御見舞い申し上げます。

我が家のある茨城県高萩市も震災の影響を受けましたが、
我が家では電気、水道、ガスは既に復旧し、
日常の生活を取り戻すことができました。
（それでも、（あくまでも憶測ですが、）
余震が続く中、家の倒壊の危険などで自宅に戻れずにいる人たちが、
この高萩市にもいるのではないかと思います・・・。
正確な情報は何も把握してはいない、
ただの私の憶測なのですが・・・。）

仕事も自宅待機が解除され、
職場への通勤も先週から再開しましたが、
茨城県北の常磐線は未だ運行していないため、
いつもより一時間早く家を出て、バスで通勤しています。
でも、働けることは本当に幸いなことです。
一生懸命働いて、少しでも、被災地や経済の復興のために
頑張らねばと思います。

どこに住んでいても、今私たち国民みんなの協力が必要です。
どこにいても、被災地のために何かをすることができます。
どんな小さなことでも。
例えば、自分の仕事を一生懸命頑張ることでも。
自分の出すことのできるお金を、被災地の人たちのために捧げることでも。

自分のできる精一杯のことを行って、被災地のことを心にかけている人たちが
たくさんいらっしゃることを、私は信じ、知っています。
そういう人たちの貴い行いを、神様はどれほど喜んでいらっしゃるでしょうか。

東北の被災地のことをテレビのニュースで見るとき、
現地に飛んでいって、瓦礫の片付けでも、行方不明の人の捜索でも、
避難所の雑務でも、少しでも何かできることをしたいという気持ちになります。
でも、自分の生活や守るべき家族があり、なかなかそれもできません。

だから、できることを何か！
今の自分にできることを！
困っている人、どうしようもなく苦しんでいる人たちのために何かできることを！

私にできることの一つは、イエス・キリストと、キリストの回復された福音について、
心からお伝えすることです。
イエス・キリストの贖いが、どんな苦しみのときにも、私たちを助けてくれることを、
私は知っています。
イエス・キリストは、私たちの罪を贖い、私たちの死をも克服してくださいました。
イエス・キリストの贖いのおかげで、人が皆、いつか復活することを、私は知っています。
キリストの教えに忠実ならば、神様のもとで、愛する家族や友人と一緒に、
生きて幸せに永遠に暮らせることを、私は知っています。
キリストの贖いは、この世のどんな痛みや苦しみをも報いてくれることを、
私は知っています。

そして、それだけでなく、私が心からお伝えしたい事柄を引用します。
「救い主〔イエス・キリスト〕は、罪の苦痛からの贖いに加え、
試練のときには平安をもたらしてくださいます。
贖いの一部として、イエスは苦痛と病、そしてあらゆる人々の弱さを御自分に受けられました。
イエスはあなたの苦しみを理解することがおできになります。
なぜなら同じ苦しみを御自身も経験されているからです。
あなたの苦しみを完全に理解しておられるので、イエスはあなたを助ける方法を御存知です。」
（「イエス・キリストの贖い」『真理を守る』末日聖徒イエス・キリスト教会　p.20
〔〕内は説明のために付加。引用文内の出典表記を省略。）

「あなたの信仰と義にかなった〔正しい〕生活、イエス・キリストの贖いの犠牲によって、
現世のあらゆる罪や傷、苦痛は完全に埋め合わされ、報われます。」
（同上。〔〕内は説明のために付加。）

「〔イエス・キリストは〕平安を約束し、こう言っておられます。
『あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。
わたしはすでに世に勝っている。』（ヨハネ16：33）　これこそ現世と永遠にわたって
果たされる贖いの約束です。」（同上。〔〕内は説明のために付加。）

イエス様は、私たちの痛みや苦しみを、よく御存知です。
苦しむ私たちのそばにいて、私たちを助けてくださいます。
試練は私たちが不幸になるためにあるのではありません。
神様とイエス様と一緒にそれを乗り越えて、神様のもとで愛する家族や友人と一緒に、
永遠に生きて幸せに暮らすためにあります。

被災地の方々の心の痛み、苦しみ、失ってしまったすべてのもの・・・。
言いようのない、そのすべてを、イエス・キリストの贖いが、報い、埋め合わせ、
完全に癒してくれることを、私は心から信じています。
被災地の方々のために心から祈ります。
私たちは、皆、一緒に苦しみを共にしなければなりません。
私たちは、皆、一緒に乗り越える必要があります。

そのことを心から、イエス・キリストの御名によって申し上げます。アーメン。

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